Enjoy!鉄道模型! ~ご案内~

ブログ「Enjoy!鉄道模型!」は、2011年7月15日より開始したブログで、メインブログ「いつまでも青く、枯れても青く」の鉄道模型に関するカテゴリだけを独立させたものです。移行した記事は、メインブログ「いつまでも青く、枯れても青く」と共有していますので、画像の保管場所や記事同士のリンク先はメインブログの「いつまでも青く、枯れても青く」となっています。管理人をもっと知りたい方は、「いつまでも青く、枯れても青く」をご覧下さい。
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Warachan

Author:Warachan

    生息地:愛知
    年 齢:50代中盤
    性 別:オヤジ
    趣 味:模型製作、カメラ、
        オーディオ、
        クルマ、パソコン

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ボディマウントカプラーと台車マウントカプラーの車輌の違い

ボディマウントカプラーと台車マウントカプラーの車輌の違い、それはいろいろとあると思いますが、私の場合、この大きな違いは、レールの継ぎ目をきざむ音だと思っています。

レールの継ぎ目で車輪が音を出すには、車輪がわずかなレールとレールの隙間や段差に反応することが必要です。つまりわずかな急激な高低に追従して、車輪とレールがぶつかる必要があるわけです。

HOゲージの台車は、重さがあるだけではなく、左右の台枠が独立しているため台車がねじれることができ、そのために車輪のレールに対する追従性が向上し、左右別々の継ぎ目であってもきちんとレールの継ぎ目をひろってくれます。

Nゲージの台車は、台車自体がねじれることがないので、レールの継ぎ目をきちんとひろうためには、レールの継ぎ目が左右同じ場所にあり、かつ台車の上下に対する自由度が高くなければいけません。

しかし、台車マウントカプラーだと、台車は牽引する力で横方向に引っ張られたり押されたりするために、上下方向の動きがスムーズではなくなって、極端に言えば継ぎ目を車輪が浮いて通り過ぎるという感じになります。そうなると、レールを刻むきれいな音が出ません。

ということで、ボディマウントカプラーだと台車の上下方向がスムーズになり、台車マウントカプラーの台車に比べて、レールの継ぎ目をしっかりとひろってきれいな音をたてて通過すると思っています。そして、それが鉄道模型を走らせている時の大きな魅力となるわけです。
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鉄道模型通信販売店、お試し利用

鉄道模型を購入するのは、近くのキッズランド(ジョーシン)で予約し買うことが普通だったのですが、店頭での購入に対して、

  ・割引セールのタイミングやクーポン券のタイミングとあわないと、損した気分になる
  ・Joshinカードではないクレジットカードを使うと、(1%ではあるが)ジョーシンポイントが付かない
  ・初期不良の場合、交換品が無いと「直接メーカーに言ってください」という対応で、店頭メリット無し
  ・予約品は25%オフになったものの、セールやクーポンが無いと割引率に大きなメリットなし
  ・近くのジョーシンまで15kmくらいあり、ガソリン代と時間もバカにならない

というような思いをずっと持っていて、この際、通信販売で安定的に安く買えればと思って、いくつかの鉄道模型通信販売店での購入を昨年末から試していました。

まず、割引率がいいかなと思って選んだお店は、「ひゃっけん堂」さん、「壱番館」さん、そして「Josin web」さんです。それぞれに良いところ、頑張ってほしいところがありますが、ケースバイケースで、買いたいものに合ったお店を選べばいいかなという感じです。私の中では、こういうものを買うときは○○さん、ああいうものを買うときは☐☐さん、というのが見えてきましたが、他にもたくさん良いお店がありますので、これからもいろいろと試してみて、自分にあうお店を選んでいきたいと思います。

私の場合は、検品など求めません(むしろ触ってほしくない)ので、こういう買い方が性に合っているように思います。

下に、「ひゃっけん堂」さん、「壱番館」さん、そして「Josin web」さんの利用実態をまとめました。ただ、これはあくまで私個人の感想ですので、万人に言えることではありませんし、人によって印象も変わると思います。また、同じケースで対応をお願いしているわけではありませんので、比較ということにはなりませんので、参考までということでご覧ください。というか、私は通信販売利用初心者ですので、皆さんの方がよくわかっていらっしゃると思いますので、逆にご意見などいただければ嬉しいです。

ひゃっけん堂壱番館Joshin web
割引率
(早期予約品)
30%割引25%割引25%割引
ポイント還元率
(早期予約品)
無し検品無 10%
検品有 5%
3月からは検品有5%のみ
10%
送料・名古屋
(2Kg以下)
640円
(小物は160円とかで対応)
610円500円
送料・東京
(2Kg以下)
640円
(小物は160円とかで対応)
710円500円
送料無料
のケース
無し31,500円以上10,000円以上
(キャンペーン時は
3,000円や5,000円)
支払方法銀行振込銀行振込各種クレジットカード
銀行振込
入荷から発送メーカー出荷日の翌日には発送。入荷案内、入金確認、発送連絡は迅速。メーカー出荷日の翌日には発送。入荷案内、入金確認、発送連絡等の定形メールは迅速。予約品の入荷から発送は未経験。在庫品注文時の発送は注文2日後発送3日目着。
メール
問い合せ対応
迅速で丁寧。夜に回答。
数日以降のこともあり。
現時点では
問合せの必要なし。
取り置き
(同梱発送)
可能。細かな相談にも対応していただける。可能。同梱で31,500円を超えれば送料無料。不可。注文単位の発送。出荷日の異なるものは揃うまで発送しないので、別注文にしておく必要あり。
初期不良
返品
初期不良はメーカー対応。返品不可。「検品無」の場合は、初期不良はメーカー対応。返品不可。初期不良は2週間以内ならば交換対応。返品不可。
印象非常に物腰低くフレンドリーな雰囲気あり。車両だけではなくアッシーパーツなど細かい商品に対しても問屋に問合せしてくれるなど柔軟に対応していただけ、取り寄せ品も30%割引になることもある。予約品のキャンセルは好ましいことではないが、理由を言えば快く迅速に対応していただける。ポイントの付与タイミングとそのポイントの利用について、明記されていない複雑でわかりにくい条件があるなど、しくみが不明瞭な部分があり、そのつど問合せが必要となることが多く、その回答も迅速とは言い難い。予約品のキャンセルは原則不可。キャンセルすると取引しないことがあるだとか、入金しないと物流を保留にするとか、内容は間違っていないものの、客に対する威圧的な表現が気になる。完全なシステム化で、細やかな個別対応は期待できないが、手続きや各種条件などが非常にクリアでわかりやすい。気を使わずに予約品のキャンセル(ただし、発送前に限る)も可能。
梱包箱は流用品だが、中は新聞紙とプチプチシートでしっかりと保護。客車の実車写真が同封されている。箱は流用品。保護は新聞紙。手書きメッセージ付き。KATOのケースピッタリサイズの新品ダンボール箱。プチプチの袋に入れて保護。隙間があれば空気の入ったクッションシートを使って保護。
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保有車輌キット~ブラス編~

懐かしのプラキット組立て車輌」を引っ張り出してご紹介しましたので、今度は未組み立てのキットをご紹介します。

あらためて見ると、買ったままで製作していないものがたくさんあります。しかもほとんどが10年以上前に買ったもので、当時はキットならではの珍しい形式の車輌だったものも、現在ではすばらしい完成品が出ているなど、存在価値が無くなってしまったものも多いです。

そんなキットの中から今回はブラス(真鍮)キットをご紹介です。

まずは、近鉄電車。

10100系ビスタカーは、KATOから完成品が出るなんてことを思いも寄らなかった頃に買ったものです。今となってはなかなか製作意欲が沸きません。一番新しいキットは、30000系ビスタEXへのコンバージョンキット。こちらも早く製作しないと、完成品が発売されたりするかも知れません。価値がなくなる前に作らないといけないと思いつつ、手はなかなか動きません。

pic20110910_01
「近鉄10100系ビスタカーA編成」
(タケモリモデル)
pic20110910_02
「近鉄10100系ビスタカーA編成」
(タケモリモデル)
pic20110910_03
近鉄30000系ビスタEX」
(レールクラフト阿波座)
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近鉄30000系ビスタEX」
(レールクラフト阿波座)
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「近鉄11400系エースカー」
(クロスポイント)
pic20110910_06
「近鉄11400系エースカー」
(クロスポイント)

国鉄型は、ワールド工芸の機関車が多いです。

珍しい形式だからと買っておいたものですが、動力ユニットがちょっと貧弱なので、たぶん、機関車としての牽引力はないんじゃないかと思います。製作しても、レイアウトの片隅で働かせるか留置するかという使い方でしょうか。それにしてはそれぞれが高価すぎます。よくもまぁ、こんなに散財していたものだと、自分ながらあきれますね。

キハ52は、当時は完成品がなかったので喜んで買ったのですが、屋根がレジンパーツだったりして製作に二の足踏んでいたら、近鉄10100系と同じく完成品が出ちゃって存在価値が薄くなってしまったというものです。

pic20110910_07
「ED71(2次形)」
(ワールド工芸)
pic20110910_08
「クモル145、クル144」
(ワールド工芸)
pic20110910_09
「ED62」
(ワールド工芸)
pic20110910_10
「C55」
(ワールド工芸)
pic20110910_11
「EF18」
(ワールド工芸)
pic20110910_12
「キハ52 0番代」
(タツヤ模型)

こうしてみると、ブラスキットは買ったはいいけど結局作っていない、つまり作るスキルがないんじゃないかと思われそうなので、唯一製作したものを掲載しておきます。

レイルロードのキハ35系のコンバージョンキットです。妻面、側面の板モノと屋根板のみのキットです。板モノと屋根は別売です。その他のパーツは、別で準備する必要があります。板キットはキハ35ですが、組み立て車輌はキハ30です。組み立てはハンダ付けでおこない、KATOキハ20の古い動力ユニットにかぶせて走らせています。製作したのは10年以上前ですが、未だに窓パーツをつけていません。キハ35系もKATOから完成品が出ましたので、この存在価値も薄くなってしまいました。

pic20110910_13
「キハ35」
(レイルロード)
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「キハ30」
組み立て車輌
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緩和曲線の魅力

緩和曲線。
鉄道を趣味にしている方ならば、ほぼ誰でもご存知の言葉。

レイアウトの線路配線で、緩和曲線をカーブに取り入れることができれば実感的なものになることはわかっているのですが、なかなか取り入れるのは難しいです。

一番目はスペース。当然のことながら緩和曲線をいれるには、カーブの半径以上のスペースが必要です。
二番目は組み線路では絶対に不可能なので、フレキシブル線路の使用が必須となるということです。

私が現在製作中のレイアウトで緩和曲線を入れたのは、「フレキシブルレールで緩やかなS字カーブへ変更」で書いた区間だけです。

一ヶ所、R391のカーブの入口と出口にR541をいれて緩和曲線っぽくはしていますが、走行する列車の動きは本当の緩和曲線に比べるとスムーズさに欠け、編成が折れるという動きになってしまいます。

フレキシブル線路で緩和曲線を敷設する場合も、緩和曲線とはどういう曲線かを知っていないと、うまく敷設することができませんので、そこも注意が必要です。

簡単に言うと、クルマが、同じスピードで、直進から徐々にハンドルを切って目的の回転半径に持っていき、徐々に直進に戻す走行軌跡が、緩和曲線の入った曲線と思えばいいかと思います。こういう曲線は曲率半径が徐々に変化する、つまり曲率連続な曲線とも言えます。

組み線路で緩和曲線ができないというのは、Rがいくら緩やかなRだとしても、直線からR○○○に急に変わるわけで、そういう軌跡はクルマの急ハンドル(一瞬にハンドルを目的の角度に持っていく)となります。つまり、直線から曲線の部分で必ず曲率半径が急に変化していて、曲率連続ではない(接線連続ではある)ということになります。

緩和曲線のはいった緩やかなカーブを、長大編成車輌が折れる感じではなく流れていくように通過していく、そんなレイアウトがつくれれば幸せでしょうね。
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鉄道模型の価格

私が一番長く愛読している雑誌は「鉄道模型趣味」で、1973年から一冊も欠かさずに購入しています。

KATOクハ381の顔を検証してみた」で、久しぶりに1975年4月号の「鉄道模型趣味」をひっぱり出してきましたので、あらためて中を懐かしんで読んでいました。

そこで気づいたのが鉄道模型の価格です。

ちょうど関水金属の高田馬場ショールームがオープンし、キハ82系が発売された頃です。
当時のキハ82系の価格は、キハ82が2,000円、キハ80とキロ80が1,200円、動力者のキシ80が3,500円です。

四谷の「みどりや」さんの広告で、見てみると・・・

◆D51
 関水金属製(N):5,500円
 天賞堂製:15,500円(完成品)
 カツミ製:20,000円(完成品)
◆C62
 関水金属製(N):5,000円
 カツミ製:13,800円(完成品)
◆C58
 トビー製:33,200円(完成品)
 宮沢模型製:9,900円(完成品)
◆EF65
 関水金属製(N):3,500円
 カツミ製:14,000円(完成品) 

Nゲージの価格は、関水金属(KATO)のC62の場合、当時5,000円が現在は改良されて11,000円くらい、EF65の場合、当時3,500円が現在は改良されて6,500円くらいです。キハ80の場合、当時1,200円が現在改良されて1,400円。35年経って機関車はだいたい倍、キハ82系以降の車両は少しのアップくらいと考えれば良いでしょう。

また、KATOの場合は、当時と同じ製品は価格据置という信じられないことを実現してくれています。オハ31の800円、コキ10000の500円などですね。工業製品が、35年以上も価格が同じというのは驚きです。

さて、HO(16番というのが正しいのかな?)の場合は、販売中のもので適切な比較対象がないので難しいのですが、天賞堂のC62は現在80,000円くらい。カツミの編成モノ中間車Mなしで35,000円(当時は5,000円くらい)、M付で45,000円くらいでしょう。低めにみても1975年の5倍以上の価格となっています。

NとHOの価格差を見ますと、1975年はHOはNの3倍から4倍の価格、現在は、HOはNの8倍から10倍の価格という感じでしょうか。編成モノだと、エンドウの151系10輌で550,000円くらいに対し、KATOの10輌編成セットだと20,000円前後で購入可能ですので、HOはNの20倍以上にもなります。

ブラス(真鍮)製のような人手がかかる製品と、プラ製の大量生産に向く製品とで差が大きいとは思いますが、35年前にくらべるとHOブラス製品は、より高嶺の花になってしまっていますね。(その穴埋めとして、HOもプラ製品が充実してきてはいますが)

1975年の「鉄道模型趣味」をみていたら、あらためてそんなことを考えてしまいました。

「安価に気楽に誰でも楽しめる」、Nゲージはそんな立ち位置を外さぬように、これからもメーカーに頑張ってほしいと思いますね。
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KATOクハ381の顔を検証してみた

平日の休日で何もすることもなく台風も近づいていて暇なので、巷で言われている(と言っていますが、どれだけ言われているかはよくわかりませんが・・・(^_^;))KATO381系「しなの」の前面の実物との差異について、何がどこまで違うのかよく知るためにいろいろと資料を調べていました。

調べてみれば、模型ですからね、実車と違う部分はかなり見つけることができます。

巷で一番言われている貫通扉の上部は明らかに高さ不足です。
すべてを1/150スケールで作れればいいのですが、どうしてもライトの縁みたいにオーバースケールにせざるを得ない部分がありますので、ライトまわりの赤帯と貫通扉との距離も狂ってきています。
ライトまわりのヒゲのクリーム部分は、実車にくらべてかなり太いです。
貫通扉の留め金具は、実車に比べるとかなり細いです。位置も異なります。
正面から側面へのR形状が、模型は正面が平べったくて角が角ばりすぎです。
側面のふくらみは、実車の印象よりもやせていて、裾の絞りが明らかに少ない。このあたりは、スケールどおりに製作したためにその印象が弱くなっているようにも感じます。こういうところこそ、特徴を際立たせるために適切なデフォルメが必要なのかも知れません。

クルマの模型製作でもよく言われたことですが、実車の寸法を厳密にスケールダウンしても、実車を見た印象がそのまま模型では出ないといいます。それは、人間の眼球の大きさと実車の関係が、模型では成り立たないから当然のことです。正確な縮尺の模型を残すか、実車を見た印象をうまくデフォルメするかは、模型製作者の考え方やセンスの問題になります。

今回のKATOの381系が381系に見えないという人は、貫通扉の高さが正確であれば381系に見えるのか、赤帯が正確であれば381系に見えるのか、そもそも断面形状や、正面から側面へのR形状が違うので381系に見えないのか、そこは人それぞれなので個々人で検証する必要があると思いますね。

まぁ、そんな結果ですが、私の結論は、調べた結果をもってしても、KATO381系はやっぱり381系にしか見えないということは変わりませんでした。これは、模型を見る目があるかないかとか、細部の観察力があるかないかとか、そういう問題ではないと思います。381系の特徴や印象を、各人がどこに持っているか、それだけです。貫通扉の高さで381系の特徴を感じていた人は、KATOの381系は絶対に381系に見えないでしょうし、そういうところに特徴を見出していなかった人は381系に見えることに何の影響もないでしょう。

どちらも正解。人の数だけ正解があるということです。

ただし、381系に見えるかどうかは別にして、製作者が「多少違っていても381系に見えるからいいだろう」とか思っているとすれば、それは、製作者の誇りやプライドを捨てていると言えるかも知れません。以前のKATOは、発売時期が多少遅れてもきちんとした製品を出すというのに重きを置いていたのに比べ、今は発売時期を守るとか新製品を出すとかビジネス優先の仕事になっているのかも知れません。設計者はきちんとしたものを作りたくてもそれを許さない社内状況にあるのかもしれません。推測ですから正しいかどうかはわかりませんけどね。

古くからの鉄道模型趣味人としては、完成品なんて、手をいれる素材を提供してくれているくらいにしか思いませんので、実際のところは今回のようなことはどうでもいいんですけどね。似ていないところや間違っているところを直して、自分だけの特注品を持つことが醍醐味であり楽しみであると思っていますので。

KATO381系の考察はこれで終了。(^.^)

pic20110902_01
鉄道模型趣味1975年4月号記事
左:折込381系模型図面
右:投稿作品
 
pic20110902_02
クハ381正面
左:KATO+実車
右:鉄道模型趣味1975年4月号模型図面
(Wikipedia 381系のGNUフリー文書内画像使用)
pic20110902_05
前面のR形状
上:KATO クハ381
下:鉄道模型趣味1975年4月号模型図面
pic20110902_06
実車の前面R形状
まつ様のブログより借用)
 
pic20110902_03
実車写真
(Wikipedia 381系のGFDL画像使用)
pic20110902_04
KATOクハ381
 

上記写真のうち、実車写真はネットで公開されている写真を使用させていただきましたが、問題がある場合はご連絡ください。すぐに対処を致します。


<2011.9.3追記>
ネットで公開されていた写真画像、およびそれを使った画像を削除いたしました。
削除の経緯はコメント欄をご覧ください。


<2011.9.6追記>
ネットで公開されていた写真画像の持ち主の方がわかり、掲載許可を頂きましたので、画像を再アップしました。また、再利用に問題の無い画像を使ったものについても再アップしました。
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KATOカプラー密連形連結車輌の切り離し方法

KATOカプラー密連形は、安価でリアルで機能的で私の愛用カプラーです。密連形カプラーの下にあるフックがリアルではないという意見も聞きますが、私は非常によく考えられた構造だと思っています。フックも電気連結器風に見えなくもありません。

でも、問題は切り離し方法。このカプラーを私と同じように愛用していらっしゃる皆さんはどのようにして連結した車輌を切り離していらっしゃるのでしょうか?

説明書には、上に持ち上げて編成を折るように引き離す、とか、最近は線路上で左右に引っ張って切り離すとか書かれています。上に持ち上げて引き離すというのは、長大編成の場合、現実的に無理。左右に引っ張るというのも、壊れるようでかなり怖いです。

そこで私がおこなっている切り離し方法をご紹介。案外皆さんの方法と同じかもしれませんので、その場合は、「そんなことすでにやっているよ」と笑ってスルーしてください。

pic20110819_01私のKATOカプラー密連形の切り離し方法。

線路上に車輌を乗せたまま、右の写真のように、千枚通しでフックを下に下げる、ただそれだけです。注意する点は、強く下げると変形してフックの高さが揃わなくなってしまいますので、フックの自然な上下動の範囲内にすることくらいでしょうか。

最初はこの方法でもなかなか切り離せずに苦労しましたので、コツを掴めるかどうかが、簡単に切り離しができるかどうかのポイントになるかも知れません。

誰でもやっている方法かも知れませんが、切り離しに苦労している方は参考にしてみてください。ただし、これでフックが壊れて連結できなくなったとしても自己責任でお願いします。

昨日書いた元勾配区間の修復ですが、下記の通り完了しております。

pic20110819_02
ベニヤ板を受ける角材を接着
pic20110819_03
ベニヤ板を貼付け
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車輌保管場所の改善

pic20110818_01夏休みもあと二日。レイアウト製作作業に没頭するのもいいのですが、休みのうちに部屋をもう少し整理整頓しておこうと思い、今日は車輌の保管場所の改善を行いました。

私の場合は、車輌保管はブック型の車輌ケースに入れて保管しており、横に寝かしたカラーボックスに収納しているのですが、車輌ケースの高さよりもカラーボックスの高さの方がかなり高く、そのスペースがもったいないと日頃感じていました。車輌ケースの上にものを置くこともできるのですが、それでは車輌ケースを取り出すときに、上に乗せてあるものを気にする必要があります。

そこで、カラーボックスに棚を作り、車輌ケースの下に単品やキットなどを置くようにしようと思います。

pic20110818_029mm厚の木目ボードをカラーボックスの幅に切って棚板とし、8mm丸棒を60mmに切ったものを支柱にします。

それが左の写真です。

カラーボックスは2段2列の4個使用していますので、棚板12枚、支柱48本が必要となるわけですが、材料費は3000円程度ですませることができました。

棚板の下は、KATOの単品車輌プラケースが縦に2個、横に6個の12個がピタッと入ります。

pic20110818_03すべてのカラーボックスの段に棚板を組み込んで、ブック型車輌ケースとKATO単品車輌プラケースをおさめてみました。

かなりの収容能力の増加となり、電気機関車などの単品もうまく収納することができるようになりました。

でも、この収納スペースも近いうちにいっぱいになってしまうことが見えており、改善ではなくもっと根本的に車輌の収納場所の拡張ができるような大胆な見直しが必要だと思っています。

そういう工夫も私にとっては楽しいものではあります。
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