KATOのレジェンドコレクションNo7の「小田急ロマンスカー・NSE (3100形)」が昨夜届きましたので、先にこちらを走らせることにします。

レジェンドコレクションとしては通常の車輛ケースの大きさなので、特別な存在感はパッケージデザインのみです。

中はこんな感じで連接方式の11輌が余裕で収まっています。

さっそく線路にのせて試走です。連結方式は押し込むだけでロック感のない頼りない連結ですが、走行中に解放されることは今のところありませんし、見た目がとても実感的です。近鉄10100系の連接方式もこの方法に変えてくれると嬉しいのですが、それはありえないでしょうね。動力ユニットはフライホイールがよく効いていて、停止時に惰行感を感じることができます。つまり安定した走行と滑らかなスロー運転が可能ということです。

形も塗装もとても良い出来だと思いますが、私の入手した個体の問題として気になったところは、6号車と7号車の連結部分がこんな感じになっていたこと。きちんと連結できているにもかかわらず、こんなひどい段差と傾きです。

車内を見てみると、床板の片側がうまく車体にはまっていないようです。車体を広げて床板を押し込んだら正位置に収まりました。

再度連結してみると、こんな感じ。まだ少し段差がありますが、6号車のいる場所はカントが少しかかっていますので、その影響での段差と思われます。そうでなかったとしても許容範囲内です。それと、窓下の白線に朱色がかかっている部分もありますが、このくらいは気になるほどのものではありません。こすれば落ちるかもしれませんが、神経質に気になるという場合は、ホワイトを帯の色調にあわせてタッチアップすれば引き締まるとは思います。休日のメイクアップ作業にはもってこいかもしれませんが、全体が美しい塗装となっていますので、その作業の効果がわかる(大きさからその見た目に違いを感じるか)かどうかは疑問ですが。
小田急ロマンスカーは見ていて楽しい車両ですし、模型としての作りも走行性能も素晴らしいですので、レイアウトが一気に華やかになります。明日は、「近鉄50000系しまかぜ」との競演でより華やかな感じで運転を楽しもうと目論んでいます。
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