
「昭和の鉄道模型をつくる」。
発刊されてから約一年、本日をもって完結です。
何度も見た街並みを走る模型電車のテレビCMが昨日のことのように懐かしいです。
私の「昭和の鉄道模型」はまだ33号あたりでとまっていて未完成なのですが、この企画は、通常は完成に至らないことの多い鉄道模型レイアウト(ジオラマ)が順番に指示通りに製作していけば完成する、という「鉄道模型レイアウトのキット」と言える面白いものだったと思います。
私も過去にいくつかの鉄道模型レイアウトを製作してきましたが、完成の日の目を見たものはひとつもありません。鉄道模型レイアウトというものは、なかなかまともに完成するものではありません。自分で街並みや風景を作りこんでいくわけで、よほど熱意とセンスと技術のレベルが高くなければ挫折してしまうことが多いものです。織り込む内容も欲張ってしまうことが多くて、途中で手に負えなくなるということもあります。その点、この「昭和の鉄道模型」は欲張ったものではなく誰もが指示通りに作業を進めれば完成するわけです。恥ずかしながら、この「昭和の鉄道模型」が完成すれば、私にとって初めての完成レイアウトとなります。
「昭和の鉄道模型」を早く完成させて、その成功体験をもとに次にはオリジナルの雄大な長距離運転のできるレイアウトを製作したいと思っています。
夢は膨らむ少年のごとき中年です。
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