Nゲージのレイアウトを製作中ということは、ここでもカテゴリを設けて紹介してきましたが、並行して車輌も整備も進めようと思っています。
今までは走らせる場も飾る場もなかったので、車輌は購入したままパーツも付けずにケースに入れたままにしてあったのですが、これからきちんと想定した車輌に作り上げて、正式にレイアウト(いずれ鉄道名も要りますね。)に入線させようと思いました。
その第一弾として、近鉄22000系ACEを選んでみました。
なぜ近鉄22000系を選んだかというと、レイアウトの走行テスト車輌にしていたということと、近鉄の中では比較的新しい車輌でそれほど思い入れが無いので久しぶりの工作の腕試しにも最適ということがその理由です。

右が購入そのままの車輌。(カプラー交換のため、車体と床板をはずしてあります。)
入線にあたり手を入れる部分は、
①編成の決定とそれに伴うカプラーの交換
②行き先の決定と行き先表示板の取り付け
③車番入れ
④パンタグラフと戸閉め表示灯の塗装
⑤アンテナやヒューズボックスなどのパーツ取り付け
としました。
他にも手を入れたい部分は、連結間隔の短縮、車輪の塗装などいろいろとあるのですが、入線にあたり最低限のことということで、とりあえずコレだけを実施しました。
編成は、22000系4連プラス2連の22000系単独の6連、
行き先は、賢島行き、
車番は、4連がトップナンバーの1(つまり、22101+22201+22301+22401)、2連もトップナンバーの3つまり、22103+22403)としました。
4連と2連の連結面は付属のドローバーを使用。
両端先頭車はTOMIXのTNカプラーに交換し、万一の増結に備えます。

左の写真が、手を入れた後の写真で、これが22103となります。この車輌は4連と2連接続の2連側となりますので、カプラーはつけておらず、ドローバー受けになっています。
なお、カプラー交換の時にスカートを取り外しましたので、スカートの上部を床下機器や台車と同じ濃さのグレーで塗装をし、スカート部分だけがライトグレーに見えるようにしておきました。
パンタグラフは屋根よりもやや濃いグレー。エアブラシでメタルプライマーを吹いてから、グレーを吹き付けてあります。アクセントとして、ガイシに白、すり板にカッパーで色差しをしています。
戸閉め表示灯は、そのままでは近鉄ブルーの部分が近鉄オレンジのままの塗装となっているだけで、しかもその近鉄オレンジの部分が戸閉め表示灯よりも大きくなっていて目立っていますので、なんらかの処置は必要です。まずは、周囲を近鉄ブルーで補修塗装をし、その後戸閉め表示灯の部分にクリアレッドを乗せてあります。
これで、近鉄22000系は単なる試走用の車輌ではなく、わが鉄道の正式車輌として入線と相成りました。
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