レイアウト試走状況で書いた課題の中のひとつ、「駅ホームの有効長が7輌編成がやっと。近鉄ならばそれでもいいが、JR車輌を入線させるとなると、ホームの有効長は10輌以上ほしい。」に対して、また迷いはじめています。

右の写真は、最近の私のブームである神奈川県を走るJR近郊・通勤車輌群です。右から、湘南新宿ラインE231系、横須賀線E217系、東海道線211系、京浜東北線209系です。
湘南新宿ラインのE231系の実車は、10輌基本編成+5輌付属編成の15輌編成。横須賀線のE217系の実車は、11輌基本編成+4輌付属編成の15輌編成。他も10輌編成以上の長大編成が似合います。その証拠に、右の写真の209系は、4輌編成というだけで実際の209系の雰囲気がスポイルされています。それに、実車は電動車と付随車との割合が2:3なので、4M6Tの10輌編成というのが、実感的と言えます。
模型では、サハを抜いたりして、ホーム長ギリギリの4M4Tの8輌編成におさえていますので、あと2輌分のホームを何とかできないか・・・・
それでずっと悩み迷っています。
模型の10輌編成にネガティブな考えも当然あります。
10輌という区切りも、走らせる列車を考えるとあまり意味がないとも思えること。カシオペアや北斗星などをリアルな編成にこだわろうとすると、フル編成は無理としても、機関車を入れて10輌編成ではあまりに貧弱。
また、電車での10輌編成は実車では4M6Tですが、模型としてのモータ車比は1M9Tとなってしまうことで、モータ車にかかる負荷がかなり高くなるということ。少しの勾配でも、のぼるときは四苦八苦することになりますし、下るときは10輌の列車の重みで速度が増して非実感的な走りとなります。
それに、10輌編成を停車できる駅を作ろうとすると、手前の直線部では無理なので、奥に走る3メートル弱の直線部分を駅とするしかありません。しかし、そこには待避線を設けるスペースがありません。待避線を設けようとするとプランの全面見直しとなります。
こういうことを考えると、今の8輌編成が無難なところかなとも思ったりして、揺れているというわけです。
レイアウトは家作りと同じで、いくらよく考えて作っても、不満な部分はどんどん出てくるものです。そういうものだと思って、出てきた課題をどうするか悩みことも楽しみと割り切ってレイアウト作りを楽しんでいきたいと思います。
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