
今日は、ジェイアール名古屋タカシマヤで開催されていた「原信太郎鉄道模型の世界展」に行って来ました。ちょうど無料招待券が2枚ありましたので、末娘と一緒に見てきました。
原信太郎氏という方は、関西にお住まいの80年以上も鉄道模型を楽しんでおらっしゃる、まさに「道楽の達人」です。鉄道模型と言っても、私を含めた完成品を走らせるような安楽マニアではありません。しかも、Nゲージみたいなおもちゃっぽいものではなく、HOゲージという中途半端なものでもありません。原氏が楽しんで見えるのは、1番ゲージという大型鉄道模型で、実物車輌の構造や動きを追及した車輌の製作がメインです。
鉄道模型のゲージと縮尺は、次のようになっています。
(日本型車輌スケールにあわせた狭軌ゲージである13mmゲージやOJゲージなどは省略)
Nゲージ:線路幅が9mm、日本型車輌スケールが1/150。
HOゲージ:線路幅が16.5mm、日本型車輌スケールが1/80。
Oゲージ:線路幅が32mm、日本型車輌スケールが1/45。
1番ゲージ:線路幅が45mm、日本型車輌スケールが1/32。
つまり、原氏が楽しまれている1番ゲージというのは、趣味人口の多いNゲージやHOゲージ車輌に比べると、とてつもなく大きいもの(Nゲージ比、長さで5倍、体積で125倍)となります。「昭和の鉄道模型をつくる」の第6号の「今週の達人」というコーナーに、原氏のレイアウトルームが掲載されていましたが、1番ゲージのレイアウトですので、なんと60坪の広さだということです。なんともうらやましい限りです。自分の中途半端な趣味道楽に比べて、趣味とはここまでとことんやってこそ道楽なのだと、この記事を見たときに心からそう思いました。人生をかけての男の趣味道楽、ある意味、その道のプロにならなければ、やっている意味がありません。こだわりが重要なのです。

その1番ゲージを今日は目の当たりに見てきました。
実際に走る姿も見ましたが、なんとも迫力があります。
車輪が刻むレールジョイントの音も、重厚でリアル。
末娘も、走る姿を目を輝かせながら眺めていました。
もちろん、私の目も輝いていたと思います。
写真撮影はある場所からの撮影のみに限定されていましたので、良い写真は撮れませんでしたが、その中でも雰囲気だけでも伝わりそうなものを1枚掲載しておきます。
皆さんも大型鉄道模型の魅力を、ご自分の目で確かめられたらいかがでしょうか。
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