横浜に行く機会がありましたので、「
原鉄道模型博物館」に行ってきました。
朝11時の開館すぐに着いたにもかかわらず、入口の二階に続く階段の前には人がたくさん並んでいて、係員がある程度の人数に区切って入場をさせていました。そのおかげで、中はゆったりと展示物を見る事ができて、とても良かったです。
なんと言っても圧巻なのは、1番ゲージ(線路幅が45mm、日本型車輌スケールが1/32)の30m×10mのレイアウト。実物を少し離れて見ているようなリアル感があって、いつまで見ていても飽きることがありませんでした。残念ながら館内は撮影禁止で、その様子をご紹介できないのが残念です。2009年8月にジェイアール名古屋タカシマヤで「原信太郎鉄道模型の世界展」がありましたので、
そのエントリを参考にしてください。
それにしても原信太郎という人は、子供の頃から大人の初任給以上の鉄道の玩具を買ってもらえるような境遇で、こだわりと情熱を持った人がお金を持っていると、道楽でもこんなに資料性の高い素晴らしいコレクションになるのかと感心してしまいました。自作車輌も、架線集電は当たり前、車輪やレールは錆の問題はメインテナンスに回して鉄(Fe)製に交換してリアル感を出し、細かな文字はエッチングで文字抜きしてるとか、こだわり部分満載。こちらもお金がなければできないと感じました。一番切符の収集や動画撮影機材を持っての海外旅行なども同様で、とても普通の経済状況の俗人ではできなかったことだと思います。
展示物も1番ゲージレイアウトも本当に質が高く、海外車輌に疎い私でも良いものを見させてもらったという感覚でした。原氏が若い頃海外で撮影した動画も見ることができますが、資料性の高い撮影技術とご自身のナレーションで見ごたえ十分でした。入場料も1,000円とそれほど高くもないし、今回は2時間くらいしかいることができませんでしたのですべてじっくりと見ることができたわけでもありませんので、近くに行った時はまたあらためてあの車輌たちの中でのんびりとした時間を過ごしたいと感じました。
 横浜三井ビルディングの案内 |  2階への階段 |
 原鉄道模型博物館 |  原鉄道模型博物館 |
【このエントリは、2012年9月4日に2012年9月1日付で掲載しました。】
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