脱線対策は時間がかかりそうなので、DD16とラッセルヘッドのカプラーの変更を先にしておきます。
巷で話題となっているのが、短いボンネット側のカプラー。
ナックルカプラーにそのまま変更すると、板バネの後ろに余裕スペースが無いために左右に首を振ることができなくなります。私のレイアウトの最小半径はR300くらいなので、大きな問題とはならないような気はしますが、きちんとした対策はやっておこうと思います。対策としては、ナックルカプラーの車両側の先の突起を切り取るという方法がありますが、この対策は、カプラーは左右に動くようになりますが、中央位置への復帰に問題が出てきます。
そこで、一番良い対策は、板バネの動きの障害となっている後ろ側を少し削るということ。リューターを持っていたら簡単な作業ですが、持っていなければちょっと大変な作業になります。どうしてこういう形状になってしまったのでしょうね。
では早速作業開始。
下の写真が問題の部分。カプラー部分がきれいに掘り下げて成形されていますが、ギリギリの寸法で後ろに余裕がありません。

下の写真がリューターで掘り下げ部分を後ろに広げたものです。削るとプラが白くなるので整形後にセミグロスブラックでタッチアップしてあります。見えなくなる部分なのでそのままでもなんら問題ないと思います。

ナックルカプラーを取り付けて連結した様子です。
当然、短いボンネット側のナックルカプラーも左右しっかりと首振りします。
やっぱりナックルカプラーにすると引き締まります。


できれば完全な製品が理想ですが、こういう「手を入れなきゃなぁ」ということを思わせてくれる製品のほうが、Nゲージ黎明期に楽しんでいた頃のようで楽しいです。買ってきて走らせてケースに戻して終わりじゃ工作好きとしては面白味がありませんよね。もっとも、そういうことを思う人ばかりではありませんので、あくまで私のケースはというお話です。
では、解決方法の見つからない脱線対策に本腰を入れましょうか・・・(^_^;)
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