ちょっと横道それて、展示ケース製作の小工作。
機関車をいちいちケースから出したり入れたりするのはけっこうストレス。しかもせっかくの模型がケースにはいったままだともったいない。できれば飾って見て楽しみたい。そう思っていたので、車両展示ケースを作ってみました。大きなケースは移動や置き場所に問題が出そうなので、機関車が2~3輌展示できる小ケースにして、それをいくつも積み重ねて飾るという方法で検討してみました。

まずは、カーモデル展示用のために買ってあった手持ちのT-caseの小さいものに、140mmの線路を3本取り付けてみました。見栄えはなかなかいいのですが、問題はコスト。ケースが600円から700円、線路が300円くらいかかりますので、1個1000円ほどになります。これを10個も20個も準備するのは、ちょっとつらい感じがします。

そこで100円ショップやホームセンターを物色して見つけたのが、これ。
ケースは100円、黒の厚紙はB4が3枚で100円、桐の角材もこの長さで150円ほど。

桐の角材を切って黒の厚紙を被せて、展示台を作ってもたのがこれ。線路はなくて、車輪の幅の厚紙を接着して線路替わりにしています。これはコスト低減のためでもありますが、線路の上に車両を長く乗せておくとトラクションタイヤが変形するのではないかという心配もあったので、あえて線路は使わずこういう形にしてみました。
黒の厚紙を桐の角材に被せるというのは見栄えの点で改善の余地がありますが、コストは200円ほどなので試作品としては大成功です。ケースは15個ほど買い込みましたので、改善方法を考えたうえで大量製作したいと思います。

見栄えの比較です。T-caseの方が見栄えは良いですね。でも、100円ケースの方は長さがあるので、蒸気機関車も飾れるところが気に入っています。100円ケースに線路を置くのが見栄えとコストがある程度両立する気もするのですが、線路にのせて長く飾っておくとトラクションタイヤが傷んでしまいそうでそれが心配なんですけどね。
こういうのを考えて作るのも楽しいものです。
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